開き過ぎず、閉じ過ぎず
2021年4月16日(金)
コロナ禍で休みの日はステイホームが多くなってきているのではないでしょうか。
車で住宅街を走ると日中でもカーテンが閉まってる家が多いです。
せっかく花粉も終わりに近づき、小春日和ぽかぽか日向ぼっこでもと思うのは私だけでしょうか。
昔からある家も最近建ったであろう新しい家も外部と上手に付き合えない窓の配置である。
身勝手で無知なプランナーの開口の作り方が現在の閉鎖的な日本の風景を作っている。
残念な話であるがもう建ってしまった家には板塀や植栽での対策しか残されていない。
アークプラスが提案する一つの方法として【格子戸】という手法がある。
下のお宅では視線の高さを変える方法とこの格子の2つの手法で地域との距離感を生み出している。
開き過ぎず、閉じ過ぎず。
外からはほとんど中の様子はわからないが室内からは視線を遮ることなく、
直射日光を柔らかくして室内に取入れ、風はしっかり通す。
昔からの手法を現代風に取り入れた一例です。
格子戸に鍵を取り付けているので夏にはこんな大開口の窓も網戸にして
通風を取り入れながら安心して寝ることができる。
固定式の格子も使い方によってはよいが、
この家の格子戸は雨戸の役割も果たしている。
格子戸を作ることで3つも機能が備わっているとてもコスパが優れた事例でした。