建て方は快晴

2020年9月18日(金)

建築の仕事に関わり十数年経った今でも建て方の日はなんかワクワクするんだな。

数か月掛けて打ち合わせをしてきた建物が実際に形になるこの日は

遠足を待ち焦がれた童心に返る。

 

 

 

今はプレカットで構造は組み立てるためプラモデルのようにカチッカチッと柱や梁が納まっていく。

祖父が大工の棟梁をしていたころは切り込みに時間を要したため、棟が上がるまで長かったな~と

子供ながらに見ていたことを思い出す。

 

 

あっという間に2階に到達。

 

 

道具もだいぶ発達し、ネイルガンで釘は簡単に打ててしまう。

最近では何でも機械化が進み、

「早い・簡単・安い・誰でも出来る」そんな住宅が増えてきたように思います。

 

私だけでしょうか。

正直、どこの家を見ても同じに見えてしまう。

日本古来の風土が薄れてきたのもこのせいだと言われています。

 

 

アークプラスの家はそうならないように1軒1軒にしっかり向き合って

造作にこだわり、大工さんの技術が永く受け継がれるような家をつくっていきたいです。

構造がプレカットのやつが!とか言われそうですが、

いいものは取り入れつつも技術が継承していけるような、誰もが出来ない造作技術を

絶やさない家づくりをしていきたいですね。

 

 

この家は景色を取り入れるためにスキップフロアを取り入れたみんなが楽しい家をという

内なるタイトルの元、やっています。

ここから長く険しい造作に入っていきます。

 

今回もよか建て方でしたよ~^^