建て方はお祭り
2022年9月01日(木)
建前とも建て方とも棟上げともいろんな言い方はあると思いますが、
一般的に九州南部では建て方と呼びます。
現代ではほぼプレカットになりつつあるので一日で一気に屋根まで終わってしまします。
施主さんからすればとても早くてもっと見たいと思われるかもしれませんが、
私は内装の造作にじっくり時間がかけられるので出来るだけ早く防水工事までいきたいです。
通常、建て方では大工さん5~6名くらいで行いますが、
今回はなんと9名!!
もうお祭りです。
流石に普段もより進みが早いため納まりチェックと寸法確認、工程進行で慌ただしく進みます。
毎回同じチームでするらしく連携はばっちり。
どんどん進みます。
今回初めて見ましたが落下防止用の安全ネット張ります。
屋根シート張りに入ったころカットマンと呼ばれる大工さんがもくもくと耐震面材カットし、
クレーンで配り、同時進行で張り始めるという段取りの良さ。
屋根に残った5人の大工さんは隅木に苦戦中。
その間に耐震面材仮止めで続々進行中。
屋根の合板張りが壁の耐震面材に負けるのを初めて見ました。
台風が進軍中の為、翌日からは雨確定。
どうしても、雨仕舞は終わらせておきたかったので大工さんには少し残業してもらい、
何とか屋根防水・壁耐震面材張りまで一日で終わりました。
いろんな大工さんの建て方見てきましたが、今回9名建て方は勉強になりました。